やばグ

今日も今日とて楽しさ重視。

ご報告。

#30 楽しさ重視

こんにちは。平成最後のはまです。突然ですが平成最後の自分語りをします。平成最後に読んでいってくださいね。

 …っていう書き出しをしていたのにも関わらず平成最後に更新し損ねました。はまです。皆さまの令和は順調ですか?

 

さて、少しまえに雑記で、友人のおもしろ転職の話をしました。 

最近まあまあ仕事がしんどいです。まだ逃げ出すほどではないですが、そのうち本気で嫌になったときに僕も思い切っておもしろ人生に漕ぎ出したい。そんなことを考えられる前例を友達が作ってくれたことを幸運に思います。

 こんなことを言っています。思えば雑記ではこれまで何回も「何者かになりたい」という思いをいろんな形で書いてました。どれもこれも「宝くじあたらんかな」みたいなレベルのぼやっとした感覚でしかなかったのですがそのくすぶる思いは本物で、悶々とした毎日を過ごしていました。

 

仲の良い友人なんかにそんな話をすると、けっこう高確率でこの感覚は理解してもらえます。このまま平凡に仕事をこなして一体自分はどうなるのか?ということについて思い悩むのは、どうやらある程度普遍的な感覚っぽいです。しらんけど。

しかし多くの人々はそれでも平凡な日常を選びます。それは社会的な正しさであり、どうしようもなく真っ当な選択でしょう。仕事行きたくねえだの会社はクソだの言いながら会社に行き、上司や取引先の人間にへこへこしながら日々を過ごすのです。それが正しさだからです。偉すぎ。

 

すみません、前置きが長くなってしまいました。話が逸れつつあるので結論を言いますね。

退職届、出しちゃいました。来月から関東に住みます。てへぺろ (・ω<)

 

なんせたった一度の人生です。たった一度の人生だからこそ、他の誰でもない自分の人生でふざけないと意味がないのです。平凡から脱出しておもしろおかしい人生を送りたい。これはそのための第一歩です。

もちろん仕事を辞めるだとか上京するだとか、その程度のことだけで人生はそう劇的に変わってはくれません。すべてはここから次第ですこの先どうなるのかについて、もちろん考えていることはありますが実際にどうなるかなんて誰にも分かりません。わかりませんが、それでもまあ死にはしないでしょう。そんな感じです。

 

というわけで、一人のオタクが仕事を辞めたというありふれたご報告でした。

ちなみに同じ勢いの馬鹿が偶然にも数人居たのでルームシェアをします。僕の周りには馬鹿しかおらん。

 

いろいろあったけど平成はとても楽しい時代でした。令和はもっと楽しくなるといいですね。皆さんの令和も良き時代になりますように。

 せっかくなので関東の人たちは是非飲みに行きましょう。しばらくは貧乏生活になるのでぜひ奢ってください(クソ) 

それではまた次回の更新でお会いしましょう!お読みいただきありがとうございました。

雑記: Once Upon a Time 他 2019/3

こんにちは。はじめまして。はまです。

今月は仕事がとても忙しくて嫌です。皆さんは嫌ですか?そうですよね。

というわけで僕は不良なので、現在出張の合間に記事をしたためています。

それでは今月もゆるりと!よーろしくー(*> ᴗ •*)ゞ

 

 

#26 おもしろ転職

いっつも東京に行くときに泊めてもらってる仲のいい友達が最近転職を決めました。

なかなか頭がおかしいヤツなので次の仕事が決まる前に退職願を出して、次の家が決まる前に退居を決めたりしてやや心配していました(東京での宿が無くなるし)。しかし先日、無事に次の仕事がご用意されたそうです。ご用意された職業はなんと、AVを作る人です。さすがにおもしろすぎるだろ。

彼は「そのほうが面白いから」という理由で自宅の鍵を土に埋めたりする(暇だったらこの動画みてね。)エンタメ体質の人間です。この時動画を撮ってることは伝えてなかったので、動画的な面白さのためではなくただ個人的な面白さのために埋めてました。完全にアホです。しかしそんな彼だからこそ常人なら踏みとどまるようなおもしろ転職に踏み出せるわけですね。

その姿を傍から見ておもしろがりつつも、同時にものすごい羨ましさを感じている自分がいました。いや、AVを作りたいという話ではないです

最近まあまあ仕事がしんどいです。まだ逃げ出すほどではないですが、そのうち本気で嫌になったときに僕も思い切っておもしろ人生に漕ぎ出したい。そんなことを考えられる前例を友達が作ってくれたことを幸運に思います。

そのときが来たら僕もAVを作る人になります。いや、AVを作る人にはなりません

一応注釈をつけておきましょう。おもしろ職業みたいな扱いをしてしまいましたが、言うまでもなくAVを作る人はとても立派な仕事だと思っています。立派な仕事ですが、やっぱり友達がAVを作る人ってのはとてもおもしろい状況です。どちらも本心なのでご理解いただけますと幸いです。もしAVを作る人がこの記事を読んでお気を悪くされたらすみません。いつもありがとうございます。は~、僕もAVを作る人になりたいなあ。なりたくないけど。

 

 

#27 Once Upon a Time

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「夏の終わり」

2009年 9月1日

気がつけばもう9月だね
今年も
ゆるやかに夏は去ってゆきます

俺の基本概念的には
高校生活
とくに二年までは
今しかできないことを
徹底的に
やるべきだと
思う!


その今しかできない
今やるべきこと
とは


部活と
遊ぶこと!
勉強も少しはやる!
じゃなくて

今は
とことん好きな事やって
徹底的に楽しむべきだ!
とゆーこと


勉強なんて
いませんくても
来年になれば
嫌になるほどできるから

たぶん来年
もっと勉強しとけばよかった
と思うだろうけど
そっからたくさんすればいいし

けど
遊びと部活は
ちゃんとやらんと
もう二度とできんことだから!

今年の夏休み
部活は一回も休まんかったし
意味わからん遊び
しまくったし
かなり楽しんだと思う!

勉強のこととか
次の日の部活だとか
そーゆうのを省みず
今を楽しく生きる
ってゆう

超アホな考えかた
よく言えば
超ポジティブ?
な感じのおかげで

なかなか
いやかなり
高校生活
楽しんでると思う!

それでもやっぱ
決定的に欠けてる部分があって

そうときめきが足りないんだよ
ときめきが!!

なんだろう
高校生って
自然と恋をして
自然と彼女とかいて
そーゆうもんだと信じてたのに

高校生活は楽しんでるから
まぁいっか
とかたまに思うけど
やっぱしよく考えたら
このままじゃ悲しすぎるて

けどまあ彼女なんて
つくろうと思ってできるもんじゃ
ないだろーし
いや無理につくろうと思えば
なんかあるかもしれんけど
それはまたなんか違う話なわけで

難しいよ人生
だから深く考えないで
とにかく今楽しければそれでいいじゃない!

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#28 Endless Summer

 お読みいただきました#27は、古のインターネッツから発掘されし「高2の夏休みが終わった時の僕の日記」です。

 なんか狂ったように改行するし方言なのか若者言葉なのかよくわからない言い回しが多いしで読みにくいことこの上ありません。若さが溢れすぎてて正直さすがにけっこう恥ずかしいです。しかし、考えてることの根っこは今の僕と全く同じでびっくりしました。

 読み飛ばした方向けに要約すると、「人生楽しすぎワロタ」「今は今を楽しむことが大事」「彼女できないから人生はクソ」「人生ってさ…」

と言っています。僕が書いたのかってくらい僕と同じこと考えてます。いやまあ僕が書いたんですけど。個人的に「勉強も少しはやる!じゃなくて今はとことん好きな事やって徹底的に楽しむべきだ!」って主張が好きです。今の僕が「今は貯金するより遊べるうちにそのお金を使って遊ぶほうが大事」つって遠征しまくってるのと同じですね。今も昔も変わらずアホみたいです。あと「意味わからん遊びしまくった」が気になります。なにしたんでしょうか。

 生きてりゃ人は緩やかに変わり続けるものなので、昔の自分がその時何を考えてたかって、案外分かるようで分からなかったりします。なのである時点の感情を日記に封じ込めておくと、例えば10年後とかに、ふと発掘されてなにか気づきが得られたりするかもしれません。いやあ日記っていいですね。これからはやばグも10年後を見据えて書くことにします。いえーい10年後の僕、みてるー?✌️

 

そして10年前の僕よ、勝手に晒してすまんな。その先も人生いろいろあるけど、その調子でいけば楽しいことがいっぱいだぞ。今も彼女はおらんけどな!ガハハ

 

 

 

#29 【お題箱】自身を磨くために心がけていることがあれば知りたいです

 世には数多のフェティシズムが存在しますね。手フェチ、二の腕フェチ、腋フェチ、鎖骨フェチ、髪フェチ、耳フェチ、尻フェチ、脚フェチ…挙げだすとキリがありません。

 これらのほとんどが、生まれ持った性質をフェティシズムの対象としていることにお気づきでしょうか。なので例えば、僕の生まれ持った逞しい2本の脚では、どうあがいても脚フェチの人の心の琴線に触れることは叶わないのです。この努力で超えることのできない隔たりのことをフェチの壁(fetishism wall)と言うそうです。もちろん適当に言っているので本当はそんな言葉ありません

 つまりなにが言いたいのかというと、匂いフェチだけは努力で乗り越えられるのではないかということです。考えれば考えるほど、いい匂いになる努力をしない理由がない気がしてきませんか?というわけで、お題箱に寄せられたこのテーマへの回答は以下の通りです。

Q.自身を磨くために心がけていることがあれば知りたいです

A.最近柔軟剤を変えました

 

 …これといって自分を磨く努力ができていないのでクソみたいな回答しかできませんでした。投稿してくれた方ごめんなさい、そしてありがとうございました!

というわけで、雑記で話してほしいテーマを随時募集しています。匿名なのでなんでもどうぞ!→ はまのお題箱

 

 

 

さて、今月もお読みいただきありがとうございました。普段は5話掲載のところ、なんと今月は4話掲載です。理由は簡単。ネタが尽きたからです(*> ᴗ •*)ゞ

4話でネタが尽きた時、無理して5話目をひり出すのではなくさっと切り上げる。これが出来る大人の雑記ブログです。しらんけど。

 

次回はついに平成最後の雑記ですね。最後まで平成を楽しんでいきましょう!それではまた来月。

雑記: 以下の文章を読み、次の設問に答えよ。 他 2019/1-2

 こんにちは。はまです。

 

 さて、さっきまで2017年だったのに早くも2019年の1/6が過ぎようとしています。もう2019年も終わったも同然ですね。最近時間が経つのが早くて困っています。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 というわけで、最近はけっこういろんなことをしていました。いろんなことをしていたので、今回も雑記は合併号となります。それでは今月もゆるりと、よーろしくー(*> ᴗ •*)ゞ

 

 

#21 石油王と僕

 雑記を書くにあたって、思いついた「あ、これネタになるかも」みたいな事柄を適当にメモっています。 雑記でも書くかとなった時に毎度そのメモを眺めるんですが、それはそれはもうクソみたいなことしか書いておらず全く参考になりません。結局ほぼ毎回0から書くはめになります。その雑記メモのひとつに、

「石油王はコンビニで会計がぞろ目だったからといって喜ぶことは無い」

というものがありました。幸せとは何かを考えさせられる、深そうで深くない少し深い言葉ですね。この時たしか「いや別に石油王なりたくないな?なりたいけど」ってことを考えながらこのメモを残したのですが、当時の僕はどうやってこの話を広げるつもりだったのでしょうか?気になります。

 しかしこうやって没ネタとして供養することで、結果として一本雑記を書くことができました。ついでに「え、石油王の話読みたかったな」と思わせる効果も発揮している可能性があります。読んだ皆さんは気になりすぎてついやばグの読者登録してしまったことでしょう。

雑記は実に奥が深いですね。みなさんも気をつけてください。

 

#22 以下の文章を読み、次の設問に答えよ。

 自分自身の「物語を読み解く力」を定量的に測る手段はないものかとふと思い立って、今年のセンター試験の現代文を解いてみました。

 結果は100点満点中66点。微妙すぎてなんとも言えないことこの上なしです。現役受験生だったころはセンター7割くらいを目標にしてた気がするので、当時の僕よりも少しアホになってしまったようです。

 まあ点数はさておき、久しぶりに現代文を解くのはけっこう楽しかったです。評論の内容が純粋に面白かったし、"正解"が用意された状態で文章を読み解くなんてことはおそらく高校を卒業したらなかなかない経験だと思います。

 皆さんもよかったら是非解いてみてください。ブロガーの方々がどれくらい点を取るのか純粋に気になりますし、もしかしたら何か身になることがあるかもしれませんよ。

 

 問. 以上の文章を書いた筆者の気持ちとして、適切ではないものを以下から一つ選択せよ。

 「物語を読み解く力」を定量的に測る手段など実際には存在するはずがないという気持ち
 66点という結果を不甲斐なく思う気持ち 
 センター7割くらい取っていた高校時代の自分は馬鹿ではなかったということをアピールしたい気持ち
 ブロガーの方々がどれくらい点を取るのか純粋に気になる気持ち
おっぱいが大きくて気立ての良い彼女が欲しいという気持ち
 

 

#23 てくてくオタク

 しばらく前の雑記(雑記:くまモンと地元愛 他 2018/08 #5)で、僕なりのアウトプットする意味、みたいなことを書きました。その時にも引用したのですが、ヨッピー氏著「明日クビになっても大丈夫!」という本がありまして、これがとにかくおもしろいのです。

 その中に書かれていることの一つとして、「消費する趣味」を「生産する趣味」に変えることの重要性、みたいな話があります。や、もう読んでくれという気持ちしかないのですが(今kindle版が50%OFFになってるよ)、とにかくクオリティはさておき、他人に向けてアウトプットすることが大事だという話が書いてあります。 

 

 とまあ、そういう感じ(どういう感じ?)でアウトプットオーガと化していたのが2月頭くらいのことです。劇場版の感想記事*1、演奏動画*2、イラスト*3、そして旅動画*4とばばーっとやってみました。

 あんまり保険をかけるような文言を添えるのはよくないので出来るだけ言わないようにしてはいるのですが、正直ひとつひとつの質はうんちみたいなものです。ちゃんと自覚してます。

 なので毎回ビクビク怯えながら公開してるんですが、それでも見てくれる人、良いと言ってくれる人が居てくれて、本当に助かってます。仲のいい人は僕だからという理由で観てくれたりするし(超うれしい)、逆に僕を全く知らないFF外とかから面白かったと言ってもらえたりもしました(超うれしい)。

 観てくれる人の存在に背中を押してもらえることで、少しだけ自分に自信が持てたりして、もっと期待に応えたい、なんて思うようになります。そうしてアウトプットの質も少しずつ磨かれていって、できなかったことができたりするわけです。いまはまだ未熟だけどね。

 

 思うに僕は、ただの社会の歯車では居たくないのだと思います。仕事は趣味へ向かう途中だと思って割り切ってやってるつもりなのですが、でもやっぱりそれじゃちょっとダメっぽいんです。何がダメかはわからんけど。

 や、社会の歯車がどうとか言ったらちょっとカッコつけすぎて気持ちが悪いですね。簡単に言うとちやほやされたいとかモテたいとか、そんな感じです。みんなもそうでしょ?なので僕はこれからもがんばって挑戦です。お付き合いよろしくね。

 

 というわけで、この章で伝えたいことは「明日クビになっても大丈夫!」を読んくれということでした!よろしくお願いします。(今kindle版が50%OFFになってるよ)

 

#24 対戦ありがとうございました

これはまじで秘密の話なので皆には内緒なのですが、実は昨年の11月ごろ、知り合いの猛プッシュを受けて1か月間マッチングアプリの有料会員だったことがあります。その時の成果や感じたことなどのお話を少ししましょう。

 

 知らない人も多いと思うので簡単にマッチングアプリの仕組みを説明します。まずは地域やら年齢やらでプロフィールを検索し、いいねと思った相手に「いいね!」を送ります。そして、それに対して相手も「いいね!」と返してくれたらマッチング成立。お相手氏と直接メッセージのやりとりをすることが出来るようになります。そこから先はご自由に、LINE交換なり会う約束なりをすればええやん、というのが基本的な仕組みです。いろいろなマッチングアプリがありますが、概ねこういう仕組みっぽいです。しらんけど。

 そして恐ろしいことに、男性会員は送られてきたメッセージを読むためには有料会員登録が必要となります。つまり無料でやりとりをすることは不可能ということですね。一方女性会員はメッセージのやりとりも無料でできるそうです。無料で出会えます。なんて不公平な、という感じですが、そのおかげで女性ユーザーが供給されるわけですから男性側としてもやぶさかではない、という構造なわけですね。なるほど。

 有料会員ですが、1ヶ月プランでたしか3000~4000円くらいしました。なかなかの価格設定です。これを払ったからには妥協は出来ないので、それなりに本気のプロフィールを作ることにしました。

「IT系の仕事」「趣味は楽器を弾くこと」「ひとり暮らしで家にはホームシアターが」

などと耳触りの良さそうな文言を並べ(嘘はついてないよ)、いい感じにさわやかに見える写真を設定し準備万端です。

 

 1ヶ月を通して、マッチングアプリという世界に対して僕が抱いた感想は、一言で言うと「地獄かよ」でした。 

 おそらく女性側には、数多の男から無尽蔵にいいねが飛んでくるのでしょう。そこからいくらでも選り好みができるわけで、蝿のようにたかってくる男性ユーザーをどこか見下しながら選別しているような印象を受けてしまう事が少なからずありました。すぐメッセージ返ってこんくなる。

 一方こちら側からしても、心のどこかで1歩引いた目線で、「マッチングアプリで出会おうとしてる女の人だしな」みたいな、そういう不誠実な気持ちが全く無かったと言ったら嘘になるでしょう。

 

 そう、なんとこの世界では男女がお互いに「ちょっと見下し合ってある」のです。(※個人の感想です)

地獄だ…。

 

 結果として、1度だけ出会った女の子と飲みに行きました。しかしこれといって大きく盛り上がることもなくふわっと解散。その後特に連絡を取る事もなく1ヶ月の会員期間が終わったのでアカウントを削除しました。

 いやでも、ある程度のコミュ力爆弾の方ならわりと気軽に友達作ったりできていいアプリなんじゃないかと思います。しかし僕にはマメさとコミュ力とステータスが足りませんでした。完敗です。対戦ありがとうございました。

 

 以上です。なんか参考になりましたか?なぜかマッチングアプリの話に一番文字数を使ってしまいました。この章一体なんだったんでしょうか。

 

#25 お題箱

雑記テーマ枯渇問題が昨今僕の中で話題ですが、裏技を考えました。そう、お題箱です。

匿名性を武器に、なんでもいいのでテーマを与えてください。アニメの話からプライベートな話題や哲学的な問いかけまで、ほんっとになんでもいいです。政治と宗教の話はダメです。なんか良くないらしいので。

とはいえ、その辺の一般オタクに聞きたいことなどなかなか無いと思うので難しいとは思います。できるだけ拾っていきたいと思いますので、どんなに下らないことでもいいので、なんか思いついたらぜひお願いします…。

なんと「テーマくれや」で一本消化するというずるをしてしまいました。まあそんな日もあるよね。 

odaibako.net

 

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というわけで、今月もお読みいただきありがとうございました。

#22、書いてて「やべこれオチないぞまたボツか」と思ってたところで問題を追加するという圧倒的閃きによっていい感じになったので、我ながらよくやったと褒めてあげたいです。えらい。問題部分はjavascriptで書いたのですが、はてなブログのHTMLエディタが勝手にインデントを破壊してくるのでとても書き辛くて嫌でした。その反動が#25の雑さに来てるのではないかというのが有識者の方々の見解です。

 

それでは今月はここまでです!また次回の記事でお会いしましょう。

では!

【感想か何か】ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie ~Over the Rainbow~

こんにちは。はまです。

 

早速ですが、ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie ~Over the Rainbow
皆様はもうご覧になりましたよね?

まさか居ないとは思いますが、まだの方は今すぐこのページを閉じて最寄りの映画館へ走ってください。すでに観た方も、今すぐこのページを閉じてもう一回観に行ってください。

 

というわけで、ちょっくら感想を書いておこうと思います。感想というか、好きなシーンとか感じたこととかをぱらぱらと。

ゆるりと、よろしくお願いいたします。あ、セリフなどはうろ覚えなのでご容赦くださいね。

 

 

・総括

6人としてまた0から歩みだそうとして、一度は失敗してしまうAqours
それでも立ち止まらず、前を向き続けることでたどり着いた答えはとてもシンプルなものでした。

新たなAqoursの始まりは0ではないということ。
これまで積み重ねてきたものは、永遠に消えることはないということ。

 

「あがいてあがいてあがきまくった、これまでの道のり全てが輝きだった。」
そして、
「今までやってきたことは何も消えたりしない。全部残ってる。」

 

酸いも甘いもすべてひっくるめて、「これまで」と「これから」を肯定する物語。
これまでもずっとAqoursが紡いできた、優しくて勇壮な「肯定の物語」です。

 

なんてことはない、至極シンプルな答えを胸に抱いて
Aqours、そしてSaintSnowはこれからも前に進み続けるのです。虹の彼方へと。

 

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「もっと遠くまで飛ばせる?」
「飛ばせるよ、もっと。虹を超えるくらい!」

 

 

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どん!!!

 

 

・マリーズマザーと二律背反

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「あなたたち6人のことはマリーからよく聞かされていました」
「学校のこと、本当にありがとうございます」

 

鞠莉の母親というキャラクターについて、皆さんはどんな印象を受けたでしょうか。

初回視聴時は鞠莉の母親は「敵」としてのキャラクターだと感じました。理由は言うまでもなく、そういう役回りをしていましたから。

しかし2度目の視聴時、冒頭で上記のセリフを聴いたときにグッと印象が変わるのを感じました。

愛娘が心血を注いで守ろうとした浦の星女学院と、そのために共に走った仲間たちへ向けた感謝の言葉。

これが6人を騙して娘を見つけ出すための嘘だとは、僕には到底思えませんでした。
おそらく彼女は最初から、心から「スクールアイドルはくだらない」なんてことは思っていなかったと思います。

 

親心なんて僕には到底わかるものではないですが、「母親」としての彼女にとって、自分の手を離れてどこかへいってしまう娘のことを素直に見送るというのは決して簡単なことではなかったのではないでしょうか。

娘を強く想うがゆえに衝突する「娘の見つけた輝きを肯定する気持ち」と「遠くに行ってしまわないで欲しい気持ち」。どちらも嘘偽りのない本心なのでしょう。


そしておそらく彼女にとって、その2つの気持ちに折り合いをつけるためは、娘が真正面からその輝きをぶつけてくれるだけで充分だったのではないでしょうか。

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9人と鞠莉母が対峙したあのシーン。鞠莉からの提案に対して「いいでしょう」と頷いたあの瞬間、もう9割方勝負は決まっていたのだと思います。

 

マリーズマザー、人間らしい未熟さと大きな愛を抱えた、とても素敵なキャラクターでした。

芝居がかった喋りに大げさなパフォーマンスや、意固地になってセルワードにバイワードの応酬を繰り広げるところなど随所に「オハラの血」を感じるのも楽しかったです。

 

物語の中では数少ない「大人」ですが、彼女もまたこの物語を通して大きく成長した人物の1人なのでしょう。娘を見送ることを受け入れながらも。

 

余談ですが「またハグゥの入れ知恵ですか」って台詞がめちゃくちゃ好きです。「また」の2文字に幼少期からこれまでの3人と鞠莉母の駆け引きあれこれが詰まっているんです。

 


メビウスの輪

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「本当にこのまま逃げるつもりですの?」
「ダイヤは嫌なの?」
「嫌とは言ってませんわ」
「私はすきだよ」
「鞠莉さんはすっかりお嬢様じゃなくなってしまいましたね」
「イエース!」
「これも悪くない」

 

この一連のセリフから逃走迷走メビウスループの流れ、本当に好きです。

本作ではすっかり大人びてしまったように見える3年生ですが、ここのやりとりに感じる「大人と子供の過渡期」感がたまらなく愛おしいのです。

 

彼女たちは本当にこのまま逃げ続けられるなんて思っていません。いつか向き合わなければいけない未来が目の前に迫っていることも知っていながら、
それでも「今」を精一杯楽しもうとする無邪気さみたいなものがどうしてようもなく涙腺に響きます。
そういう解釈を持ってたので、フルを聴いたら2番サビでばっちり「逃げてるだけじゃだめ」ということが歌われていたので個人的におおってなりましたね。味見したいんだよね。

 

それに加えこの子たちには空白の1年があります。
あの時とは違って、もうこの子たちはどこに居ても「ずっと一緒」なのですが、(別のシーンですが鞠莉の「オフコース、ずっと一緒だよ」もありえん泣ける)
それでもまた物理的にバラバラになってしまうのは切ないに決まっています。「いつまでもここにいたい みんなの想いはきっとひとつ」なんです。

 

そんな切なさと楽しさがスープみたいに煮込まれた感情が逃走迷走メビウスループでは歌われていて、そのへんの感情だとか「大人」と「子供」だとか、
裏表がありそうでない気持ちをメビウスの輪で表現してるんですね。やっぱり畑先生はすごいぜ。

もしかしたら鞠莉母の抱える二律背反もまた、このメビウスの輪が内包している想いのひとつかもしれません。

 

僕は1年生のオタクと思われがちですが実は3年生のオタクでもあるので(線など引けないよ)、3年生には本当にすぐ泣かされてしまいます。かれこれ4桁は泣かされたんじゃないでしょうか。

 

月と太陽

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ひと言でいうと月ちゃんの役割は、その名の通り「輝きに照らされる存在」です。

酒井監督は月ちゃんの行動原理を「期待」だと述べていました。
この子たちなら何かやってくれる、という期待でAqoursと一緒に遠いイタリアの地まで飛び、その輝きを目の当たりにします。
そして次なるライブに向かうAqoursを見て放つ「僕たちも頑張らないと」という言葉。

 

考えてみれば、僕も随分と遠いところまでAqoursを追いかけて来たなあと思います。
その根底にあるのはAqoursはもっと楽しいものを見せてくれるという「期待」。
そしてAqoursからいろんな活力を受け取りました。

 

そう、月ちゃんはオレなんだッ!なのです。

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 ナランチャはさておき、月ちゃんはそういう、我々が受け取ってきた感情を投影しやすいキャラクターでした。

 

「いろんな子がいるんだねー、Aqoursって!」
そんな月ちゃんなので彼女の台詞は分かりみの深いものが多いのですが、その中でもめちゃくちゃ好きなのがこれです。
天使ヨハネを見た時の台詞ですね。

かつて倉庫の奥に閉じ込めようとしてしまった「堕天使」という善子だけの輝き。
千歌はその輝きを閉じ込めてはいけないと言い、善子をAqoursに勧誘しました。
その結果善子はのびのびと堕天使として(時には天使として)輝いていて、それはAqoursに欠かせない個性となっています。

善子の「堕天使」をはじめとした、Aqoursみんなで大切に育ててきたそれぞれの輝き。
そんなこれまでAqoursの歩みすべてを、さらっとひと言で肯定してくれるのがこの台詞です。
この台詞聞いて「そり~~~~~!!Aqoursにはいろんな子がいてその個性全てがAqoursには欠かせないもの~~~~~~~!!!!」てならん人、おる?
そりすぎてソリになってしまいました(死語)。

 

・楽しむこと

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往々にして、物事にのめりこんだ結果「楽しむこと」という本質を見失ってしまうことってあると思います。
Aqoursもいろいろ悩んだりするのですが、しかしやっぱり彼女たちが示してくれるのは「楽しむこと」の大切さでした。

 

僕の中でそれを象徴するシーンが、机にのめり込むように歌詞を書く千歌ちゃんの姿です。


イタリアで3年生と話して得たヒントを胸に、新たなAqoursが歩みだす瞬間もこの子たちは、
はじまった時のときめきをずっと大事に、今という時間を心から楽しんでいるのです。

 

ラブライブ!決勝延長戦の最中に鞠莉の口から出る「やっぱり楽しいな、スクールアイドル」という言葉、
そして静真高校の生徒や父兄にも伝わっていく「楽しむこと」の大切さ。

 

TVアニメ1期13話において彼女らが語った「輝くって、楽しむこと。」という言葉。

彼女たちはずっとその指針で走ってきました。そして胸に確かなものを持っていれば、これからもどこまでも進んでいけるでしょう。

 

アニメ媒体での展開はこれで一段階、ということにはなるのでしょうが、
これからも彼女たちの見せてくれる「輝き」を、どこまでも追いかけようと思います。

そして、きっと明日も輝いている。

 

 

 

さて、ぱらぱらと好きなシーンにとかついて書き進めてきました。
書きたい話は他にも無限にあるのですがアウトプット力がついてこないのでここらで一旦終わりとします。
書ききれなかったぶんはお酒の席などでつらつら適当にいろんな人と話したいですね。

 

念のため自分の感想を書くまで他の人に感想とか考察とかあんまり見ないようにしてたので、これでようやく人に感想を読めるのが楽しみでなりません。
はー、やっぱり楽しいな、スクールアイドル。

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。


この最高の映画を世に送り出してくれたすべての関係者の皆さまへ感謝の言葉をもってこの感想文の締めくくりとします。
本当にありがとうございました。できるだけ多くのお金をもらって、沢山休んでください。

 

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

 

雑記:緊急事態に脱力を 他 2018/12

こんにちは。はまです。

初めましての方もいるかもしれませんね。はじめまして。はまです。いつも読んでくださっている方、いつもありがとうございます。はまです。

年の瀬ですね。すっかり寒くなりましたが皆様お元気ですか?僕は元気です。

それでは2018年最後の雑記です。いつも通りゆるっとお付き合いください!

 

目次

 

#16 大岡裁き

皆様は「大岡裁き」という言葉をご存知でしょうか。

ある所に子供がいました。 
子供の母親は一人ですが、どういうわけなのか、母親を主張する女子が二人いました。 
双方共に「わたしこそがこの子の母親よ」と、頑として引かない様子です。 
二人の争いはとうとう収まらず、大岡越前奉行所でついに白黒付ける事になりました。 
大岡越前は二人にこう提案しました 
『その子の腕を一本ずつ持ち、それを引っ張り合いなさい。 
 勝った方を母親と認めよう。』 
その言葉に従い、二人の母親は子供を引っ張り合いました。 
当然ながら引っ張られた子供はただではすみません。たまらず「痛い、痛い!」と叫びました。 
すると、その声を聞いて哀れに思ったのか、片方の母親が手を離してしまいます。 

引っ張り合いは終わり、引っ張りきった方の母親は子供を嬉々として連れて行こうとします。 
が、大岡越前はこれを制止します。 
『ちょっとまて、その子は手を離したこちらの母親のものだ』 
引っ張りきった方の母親は納得がいきません。なんせ、自分は引っ張り合いに勝っているのですから。 
当然、こちらの親は食い下がりました。しかし大岡越前は 
『わたしは「引き寄せた方が勝ち」などとは言っていない。 
 それに、本当の親なら、子が痛いと叫んでいる行為をどうして続けられようか』 
と言いました。 
大岡越前は、母の持つ愛情をしっかり見切ったのでした。 
これにて一件落着。 

 

名奉行といわれた大岡越前守忠相の有名なエピソードから転じて、公平でなおかつ人情みのある、巧みな判断のことを「大岡裁き」と呼びます。

 

 

例えば銭湯に行った帰り道、気持ちよく歩いていると道端でうずくまっている女性に出会ったとしましょう。どーやら飲み過ぎてしまい気分が悪いらしい。

 

あなたは真心からか下心からか、持っていたタオルを渡し、おまけに水も買ってあげます。

「大丈夫?」「一人で帰れるかい?」

「はい、大丈夫です…ありがとうございます、何から何まで…」

 そして帰ろうとすると彼女がこう聞いてきます。

「あの…お名前は…?」

 

「…名乗るほどの者ではありません。」

   

さて、ここからが大岡裁き問題です。 

もしこの女の子がとびきりの美人だったらどうでしょうか。

本当は名乗りたいし、できれば連絡先も交換したいはずです。

かと言って素直に電話番号聞くのは良くない。もろ下心丸見えの親切、女の子はそういうのに敏感なので必ず見抜かれてしまいます。

 

今までの行動を純粋な親切にしておきつつ、なおかつ連絡先の交換がこの場合の理想です。

なんと答えるか決まりましたか?それでは模範解答です。

 

 

「…名乗るほどの者ではありません。」

ここまでは一緒です。しかしやはり女性一人では危険なので、タクシーを呼ぶか捕まえるかします。タクシー代を出してあげても構わないでしょう。

 

そこで彼女ではなく運転手の方に名刺を渡すのです。

「だいぶ酔っているようで心配なので何かあったら連絡をください」と。

 

「お名前は?」と聞いてくるほどこちらを気にしていた女性です、その名刺を運転手を経由して見せてもらう可能性が高い。

よって、酔っぱらいを乗せる運転手に安心感を与えつつ、いやらしさなく自然に女の子へ自分の連絡先を告げることに成功している!!

 

 

いかがでしたか?見事に登場人物全員が幸せになっています。これが大岡裁きです。

一体なんの話をしているのでしょうか。流石に実体験に基づく話ではなくて、これは僕が死ぬほど好きな漫画「アフロ田中シリーズ」の「上京アフロ田中」第4巻からの引用です。

 

この作品は主人公の田中を取り巻く人間関係を描いた群像劇で、分かるなあというようなちょっとした日常でのくだらない話を馬鹿みたいにやっています。おそらく男子なら全員好きだと思うのでぜひ読んでみてください。

以前後輩に貸したらその彼女もハマったそうなので女の子にもおすすめかもしれません。下品な話も多いのでそこは自己責任で。

 

 話の展開を間違えてしまいました。

本当は大岡裁きの話からクリスマスの話につなげるつもりだったのですが、ついアフロ田中の宣伝になってしまいました。

 

しかしアフロ田中の宣伝をすることで悲しいクリスマスの話をせずに済みましたね。

これもまた、ひとつの大岡裁きなのかもしれません。しらんけど。

 

 

#17 友達

 昨日、中学時代の友人たちと忘年会をしてきました。

もう中学を卒業してから10年くらい経つというのに、なぜか未だに忘年会だけはほぼ毎年やってるんですよね。しかもちゃんと毎年10人前後くらい集まります。

 

同い年なのにみんな当然それぞれの人生を歩んでいて、恋人と同棲中で結婚を考えている人や子供を連れてくる人、バツ有の人もいれば彼女もおらずにオタクをやっている人もいます。

みんな大人になって、仕事も身分も家庭もなにもかも変わってしまっているのですが話し出すとみんな中学生のころと変わらず、わけわからんことを言ってはゲラゲラ笑いあいます。

微妙に歳を取ってきて(とはいえまだまだ若いと思っているけど)、いつまでも若くいたいということを意識するようになってきた昨今なのですが、年に一回こうやって中学生に戻ることは結構いい感じに心のリフレッシュになってるなあ、と思った忘年会でございました。

 

就職する時に東京本社か九州事業部か希望を出せたのですが、当時どうして九州を希望したのかというとやっぱり地元なのでこんなふうにたまに会える友達がいる、ということが大きかったです。その選択は間違いじゃなかったと今でも思っています。友達と遊ぶの楽しいんですもの。

 それを踏まえて現在の僕が関東進出したいと真剣に考え始めているという事実をみると、今年はほんとに沢山オタク友達ができたんだなあと我ながら関心してしまいます。いかんいかん、気を抜いたらすぐThank you, FRIENDS!!な話を初めそうになってしまいます。この辺にしておきましょう。

 

 余談ですが件の忘年会ではここ数年、謎のプレゼント交換が恒例化しています。昨日も行われたわけですが、僕が引き当てたプレゼントはボディスクラブとボディクリームのセットというあまりにも女子力の高いグッズでした。

これで来年の僕はとってもいい香りです。お楽しみに(?)

 

 

#18 緊急事態に脱力を

なんか僕めっちゃ飛行機欠航するんですけど、皆様はどうですか?欠航してますか?

今年は先月4thライブの時と今月アンチイズムを観に行った時の2度欠航しましたし、実は去年も2nd名古屋の時とファンミ札幌の時の2度欠航してます。

 

皆様も飛行機が欠航した時めちゃくちゃ焦ると思います。

もちろん僕も毎回死ぬほど焦ってるんですが、それと同時にそういうのっぴきならない状況をわりとへらへら楽しんでいる自分もいることに最近気が付きました。

 

強大な樹木が突風に倒される中柔らかな草木は風に影響されないように、柔は時に剛を制します。郭海皇の使う消力(シャオリー)の原理ですね。*1

そして飛行機が欠航した時も適度にへらへらしてられる僕の適当な性格は、そういう意味でなかなか良い護身術なのかもしれんな、というのが最近の気づきです。

ただの正常性バイアス*2を良いように言ってるだけかもしれませんけどね。

 

微妙に話は変わりますが、我々ラブライブ!サンシャイン!!のオタクには様々な不運を吸収する「リトルデーモン」という概念が与えられています。これもまたとっても素敵なものですよね。

ちょっとした不運を「リトルデーモン」で笑い飛ばすということ、皆様も大なり小なり経験があるのではないかと思います。

 

津島善子という健気な女の子が産み出した堕天使が、我々の不幸すらも和らげてくれる。なんて素敵なことでしょうか。

今日も我々は、ラブライブ!と共に生きているんですねえ。

 

 

 

#19 2018

2018年、とっても楽しい1年でした。

いつからか覚えていませんが僕はずっとTwitterのプロフィールに「楽しさ重視」を銘打っています。特段意識せずになんとなく指針として書いていたこの言葉なのですが、今年の中頃あたりからちょこちょこと、ある種僕という人間を象徴する言葉として周りの人たちに認識されている?ような印象を受けることが増えてきました。

 

「楽しさ重視」って、自分が楽しければいいわけでは無いんですよ。うまく言葉には出来ないですが、独りよがりな「楽しさ重視」は「楽しさ重視」ではないんです。そういうバランス感をはらんだ「楽しさ重視」が僕の行動指針のつもりでした。

なので、「楽しさ重視」で生きる姿を周りに肯定してもらえるということは、僕なりのバランス感が傍から見ても間違っていなかったということなのかな、なんて思います。

今年の目標の中に「正しさ」と「楽しむこと」を挙げていたのですが、この2点については「楽しさ重視」を通してそれなりに遂行できたのではないでしょうか。

 

残り2つの目標に「運動する」と「インターネットコミュ障からの脱却」を挙げていたのですが、これらについてはちょっと怪しいです。

「運動する」ことに関しては残念ながら2回くらいランニングしたのみです。やばい。なのでこれは2019に持ち越しとします。

「インターネットコミュ力」については、正直よくわかりません。随分向上したとは思っていますが相変わらず人にリプライ送ったりとかは苦手なままです。そもそもLINEとかからそんなに得意じゃないので、コミュ力云々の話ですらないのかもしれません。ということなのでもう知りません。これからも僕らしく適当にやっていきましょう。

 

というわけで1年間お世話になりました。おかげで最高の1年を過ごすことができました!!!

 

#20 2019

それでは来年の抱負です!

・痩せる

会ったことがある人はわかると思いますが、僕は微妙に太ってます。いや、太ってると言ったら言い過ぎなんですが、わずかに標準体型を超えています。これが地味にコンプレックスなので、来年はこれを改善したいと思っています。具体的な目標はそうですね、60kgを切ることにしましょう。いやこれは結構無理かもしれません。しかし目標は高めにしておくことにしておきます。サブターゲットは腹筋を割ることです。こちらを達成でも合格としましょう。一つでも自分を好きになれるポイントを増やせるといいですね。

 

・オタク

コンテンツか僕か、いつかはどちらかが力尽きてしまうのでしょう。それがいつになるのかはわかりませんが少なくとも2019年はまだまだAqoursも僕も止まるつもりはなさそうです。

サクラクエストで、凛々ちゃんのおばあちゃんがこんなことを言っていました。

今何を思っていようが どんな夢を持っていようが
年を取ればみんな忘れてどうでもよくなっちまうんだ。
だから凛々子も そうなる前に 今のうちになんだってやっておくがいいさ。

僕もオタクとしての目が黒いうちは、やれることを全力でやっていこうと思います。来年も悔いのないように、全力でオタクライフを謳歌してやります。

 

・友達

先日あるフォロワーさんから「来年もその先もたくさん飲酒バトルしましょう」という言葉をいただきました。 飲酒バトルはさておき、来年もその先もという言葉があったかくてとてもグッときてしまいました。なんかそんな感じです。来年もその先も、皆さまと仲良くしていけたらいいなと強く思います。そしてまだ見ぬ出会いも。これ抱負なのか?

 

・仕事だの恋愛だの

今やらされている仕事が絶妙にやりたいことと違うことで、しかもその仕事が社内トップの忙しさだし社内で唯一の正月出勤があったりでなかなかしんどい昨今です。一応上司にあれこれ(東京異動もやんわり匂わせつつ)主張はしていますが、多分ここ1年とかでさっと環境が変わりはしないのだろうなという感じです。なのでこの環境で僕が掲げる抱負は、「仕事が忙しいくらいでへこたれないこと」です。がんばります。あとシンプルに彼女がほしいです。よろしくお願いします。

 

・インプットとアウトプット

アウトプットは練習しないとうまくならないのはわかりやすいですが、インプットも練習しないとうまくいかんなあということを先日初めて舞台を観に行って痛感しました。なので来年はよりインプット力も高めていきたいなと思う次第でございます。大切なのは好奇心を絶やさないことですね。すべてを知って全知全能になろうかと思います。ついでにアウトプットももっと上手になりたいですね。特に喋りが上手になりたいです。雑記もほそぼそと続けていきます。

 

うーん、こんなもんにしておきましょうか。なんというかすごく平凡な抱負ばかりですが、まあいいでしょう。

 

そういえば突然自らに課した雑記月イチのルールですが、突然ながら2019年より微妙に改正させて頂きます。今後は雑記を月イチではなく、なんらかの記事を月イチとしますのでよろしくお願いします。ただのマイルールなんですけどね。

 

 

さてさて2018年最後の雑記もお付き合いいただきありがとうございました!こんなブログでも読んでくれる人、面白いと言ってくれる人が居ることを本当に嬉しく思います。2019年もゆるりと書いていくので気が向いたらまた覗きに来てくださいな。

 

それではまた来年お会いしましょう!よいお年を。

*1:出典:バキ 26巻

*2:社会心理学災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。

雑記: Thank you, FRIENDS!! 他 2018/10-11

こんにちは。はまです。

ついさっきまで2018年になったとこなのに気が付けばもう12月でびっくりしています。皆様もさぞびっくりしていることでしょう。

 

さて、ひとつ前に書いた記事は元々、雑記に書くつもりのお話でした。

しかし雑記にしてはちょっと長くなりそうだったのでひとつの記事として独立したわけですが、これがありえんくらい多くの方に読んでいただいちゃいました。

嬉しいことにTwitterで沢山拡散していただいて、RT先などでも沢山の感想をいただきました。少なくとも僕のエゴサの及ぶ範囲では好意的な感想しか見当たらず、あまりのハートウォーミングインターネッツに涙ちょちょ切れ放題でした…

この場を借りて改めてお礼申し上げます、その節は皆さま本当にありがとうございました。おかんも喜んでると思います。

初めて観る景色でとっても楽しかった、行ってよかったと言っていました。

 

で、筆不精の僕はこれにかまけて雑記月イチ宣言をぶん投げておったわけですね。なんとここまでの文章は、心温まる話と見せかけてただの言い訳だったのです。

というわけで今回は10月11月分の合併号となります。少年ジャンプもやってることなので文句があれば集英社に言ってください!

 

前置きが長くなってしまいました。

言い訳はこの辺にして、それでは雑記いくだよ~~~

 

 



目次

 

#11 オタクもまたこちらを見下しているのだ。

女社会には独特の闇が存在すると時々耳にします。

我々男には知り得ないどろっとした社会なのでしょう、知り合いの女性も多くがその被害にあっているようで、その気苦労をSNSなどに吐露している様子も度々見受けられます。

 

…どういうわけか、全員が自分は被害者だ、という顔で女社会の闇について語りますよね。全員が自分は他人とは違うと思い込みながら「○○ちゃんかわい~~~」と言い、心の中では周りを見下し、陰鬱とした女社会の一端を担っているのです。しらんけど。

 

これに似た現象が、オタク社会においても発生しているような気がします。

オタクはよく「これだからオタクは」と言って周りのオタクを見下しますよね。オタクはオタクなのに、なぜかオタクを見下してしまうのです。

これはなんだかとっても良くないことかもしれません。

 

怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

ニーチェの超有名なやつですね。昔の人はすぐ名言残してくれるのでこっちは引用するだけで済むので助かります。

 

事実正しくないオタクもまあ沢山いるのですが、なんかちょっと気を付けたいなという自戒のお話でした。オタクを見下すとき、オタクもまたこちらを見下しているのだから。

 

 

#12 免罪符としてのキモオタク

どうして彼女ができないのかと問われたら、僕はおそらく「オタクだから」と答えることでしょう。
貯金が溜まらないのもオタクだからだし、ファッションにお金を掛けられないのもオタクだからです。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

けど本当のことを言うと、オタクであることとその他の諸々のアレに因果関係って特にないじゃないですか。
オタクとは「自分の好きな事柄や興味のある分野に極端に傾倒する人」であって、それは容姿や人格とは関係ありません。

しかしながら、因果がどうあれ世間に形成された"オタク"のイメージはこうですよね。

https://1.bp.blogspot.com/-EGQiXxfkfQA/U5gFr1g8qHI/AAAAAAAAhDM/17wwYnxWmHE/s800/otaku.png

僕自身、このオタク像に甘えているところがあります。や、流石にこんな格好はしてないですが気持ちの問題です。

 「免罪符としてのキモオタク」を使って自分に言い訳をするのはそろそろやめにして、オタクとして胸を張れるように、一歩前へ進まなければならないのではないか?と思うのです。

 

つまり僕は、

「自分の好きな事柄や興味のある分野に極端に傾倒する人」という意味での「オタク」の正しさ・真摯さはそのままに、ファッションにお金掛けることを惜しまず最強のおされオタクになりてーーー!!!!!

のです。


というわけで寒くなってきたので、先日良さめなアウターを探しに出かけました。
聞いたことのあるブランドのお店でいい感じのダウン見つけ、これにしようと心に決めました。値札を見るよりも前に購入を決意したことから僕の決心の強さがうかがえますね。
思春期なので、おされになって彼女ができちゃうかもしれんね~~!?なんて浮かれたこともつい考えてしまいます。新たな一歩を踏み出す瞬間というのはこんなにも胸が弾むのものなのですね。

 

今更値段で決心がゆらぐことは無いのですが、しかし念のため、レジに行く前に値札を確認しました。


¥38,000-

 

は!?高すぎわろた!東京遠征してもおつりがくるやんけ!こんなの買うくらいなら推しに会いに行くわ!誰が買うか!ばーか!

 

 

#13 ブログむずすぎ問題

今も昔も、文章を書くことがあまり得意ではなくて困っています。

この雑記スタイルを始めた時はその練習がてら軽い気持ちで書けるスタイルで、という感じのつもりだったはずでした。

しかしながら始めてみると、文章をコンパクトにまとめるのが結構難しいしバッチリ記事5本分のカロリーを使ってしまっている気がします。

 

そんなこんなでなんとかひねり出されている僕の文章は、いわゆる「いい文章」では無いと思うんです。

しかし何故か時々このブログを好きだと言ってくれる人が居て、不思議なこったなあと日々思っていました。のですが、最近その理由ってこれかな?っていうのがありました。

 

こちらのアンケート結果をご覧ください。

 

見てくださいよこの結果。めちゃくちゃ嬉しいやんけ

いや違うんです、自慢がしたいわけではなくて、回答者の36%、会ったことのある人だけで考えると61%の人が想像通りだと感じてくれたというところが肝心なんです。

 

今まで無意識でやってたのですが、「いい文章」は書けないと自覚した上で、僕はどちらかというと喋るようなイメージのテンポ感で文章を書いてたんですよね。それによって形成されたであろう僕のイメージと上記のアンケート結果を照らし合わせて考えると導き出される結論はつまり、

1.喋ってるような適当なブログ

2.実際にもまあまあ適当に喋る僕自身

の2点が相互作用でいい具合にどっちも肯定されている…?ということになります。

都合よく解釈したのでめちゃくちゃ都合の良い結論が出てしまいました。ありがとうございます。

 

結局何が言いたいかというと、さっきのアンケート結果がすごく嬉しいので自慢したいってことでした。さっき自慢したいわけじゃないと言ったのは嘘です。すまんな。

いい意味で思ってたのと違うと答えた方、気になるのでいつか会ったら詳しく聞きますね。聞かないけど。 

 


#14 Thank you,FRIENDS!! Aqours

11/17,18の2日間。
様々な想いが詰まった東京ドームという舞台で、Aqours 4th lovelive! ~Sailing to the sunshine~ が開催されました。

ここがこうよかった!みたいな話は始めたらキリがないので、このライブで(個人的に)一番象徴的だったあの一幕のお話をしようと思います。

 

東京ドーム公演二日目の、アンコールを含む全演目を終えステージから捌けたAqours

夢のような時間が終わってしまったその後に、どこからともなく湧き上がり会場を包んだAqoursコール。

そしてその声に応えるようにステージ上に戻ってきたAqours9人の姿。

その時の9人の表情が、僕は何より強く印象に残りました。

 

 

涙ってどんな時に出るものでしょうか?

僕が思うに、涙が出るのって感情が、想像・覚悟していた量を上回った時なのではないかと思います。(もちろん涙っていろんな種類があるのでこの限りではないですが。)

 

東京ドームという舞台の持つ意味は彼女たちにとってあまりにも大きかったはずです。

その舞台に自分たちも立つと決まったその日から、あるいは東京ドームで偉大な先輩の姿を観たあの日から。

東京ドームというステージでパフォーマンスをするということについて、ずっとずっと考えていたのだと思います。一体どれだけの時間をつかってどれだけの覚悟をしたのでしょうか、想像も付きません。

そしてその覚悟と努力は見事に東京ドームという舞台に勝り、笑顔でパフォーマンスを終えてくれました。

 

そして、その後ステージ上に戻ってきた9人の姿。メンバーのほとんどが目に涙を浮かべていましたね。

こんな言い方は完全にオタクのエゴですが、あの時会場で鳴り止まなかったAqoursコールは、彼女たちが長い時間をかけて想像していたものを超えていたんじゃないかと思います。

2年半前にメルパルクホールで、彼女たちは「こんなに沢山の人に迎えてもらえると思ってなかった」と言って涙を浮かべていました。

あれから随分と成長して大きくなったAqoursに、今改めて彼女たちの想像を超える量の声援を届けられたことがとても嬉しかったし、同時に「新たなスタート地点」という意味でもとても象徴的でした。

 

そしてその声援に対する彼女たちからの「ありがとう」は、あの大きな会場でマイクを使わずに届けられました。

その声は言うまでもなく僕が持ち込んだ覚悟を遥かに超えていて、それはそれはもう、滝のような涙が出ました。いや、ここに限らずライブ中めちゃくちゃ泣いてましたけどね!顔面ずんどこべろんちょでした。

 

我々の声援が彼女らの想像を超えていた、というのはオタクの妄言なのでまあアレなんですが、もしお互いがお互いの想像を超える量の想いをぶつけ合えたのだとしたらそれって超素敵ですよね。

そして少なくとも僕の中ではそういうことになっています。超素敵です。Aqoursちゃん超素敵だし、オタクのみんなも超素敵。

 

本当に最高のライブでした。万感の想いを込めて、Thank you, FRIENDS!!

 


#15 Thank you,FRIENDS!! 友達編

今年の頭、僕はこんな記事を書きました。

hmskdagoyabai.hatenablog.com

読んでない方がほとんどだと思うので一部を要約すると、「オタクとして出会った人たちとなら年齢とか関係無く対等な友達になれるかもしれんね!屁が出ちゃう!」みたいなことが書いてあります。は?

 

当時フォロワー数は今の半分くらいで、インターネットに友達と言えるような距離感の人はまだまだ居ませんでした。上記のブログに星はついて無いし、ブログ更新しましたのツイートは3いいねでした。  

そんな中で今年は友達たくさんできるかな~なんて思いを綴っていたのですが、その想像をはるかに超えるたくさんの出会いがありました。

 

僕は年齢的に、仲良くしてくれる人たちの中で平均かちょっと上?くらいかなあと思います。しらんけど。つまり上にも下にもそこそこ沢山のオタクと知り合っているわけで、大変失礼なことにこの人たちをみんなまとめて友達だと思っています。まさに「年齢とか関係なく対等な友達」がたくさんできたと思っているんです。すまんな。

 

ドームにはお土産として20個入りのお菓子を持って行ったのですが全然足りないくらい沢山の人と会いました。2日間とも10人超で打ち上げをやったし、オタク合宿にも混ぜてもらったし、たぶん2日間で2万人くらいとハグしたような気がします。ほんっとうに楽しかった!

 

この素晴らしい出会いをくれたAqoursは、普段なかなか友人には伝えられない感謝の気持ちを伝えられる素晴らしい歌まで用意してくれましたね。

あの会場であの歌を聴いたとき、それぞれ様々な想いが駆け巡ったと思います。

胸を満たした想いの中のひとつに、間違いなくあなた方との出会いがありました。そして

その想いがあの曲・あのライブの価値を一段階高めてくれたんじゃないかとすら思います。

 

本当に皆さん、出会ってくれてありがとうございました!

Thank you,FRIENDS!!

かぁ~!くっせ~~~~!!

 

 

 余談ですが、年明けのブログ更新しましたツイートが3いいねだったと先ほど書きました。その3人が誰だったのか確認したら、3人ともばっちりドームでハグした人たちでしたね。なんだかとてもほっこりしました。

 

 

 

 

さて、今回の雑記はここまでです。お読みいただきありがとうございました!また次回の更新でお会いしましょう!(年内に書けますように

 

ではこれからブログ更新しましたをツイートします。3万いいねくらい行くといいな。

 

おかんと僕とラブライブ!

※この記事は2018/11/14に書かれた話です。

 2019/10/23、追記しました。

 

 

今年の5月ごろ、母がラブライブ!サンシャイン!!にハマりました。

 

「息子の家に貼ってあるポスターの女の子がかわいくてなんか気になった」みたいなことがきっかけらしく、それからYoutubeに上がっているHAPPY PARTY TRAINのPVを観てビビッときたらしいです。そして気がついたらアニメを全話観てました。展開がはやい。

 

中の人にも興味持ち出したりなんかして、ライブのBD持ってるなら貸してほしいと言ってきたりして。これまでAqoursが歩いてきた道のりを少しづつ辿りながら、よく「元気が出るから好き」ということを言っていました。

 

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3rdライブツアーが終わって少し経ったころ、母から「ディレイビューイングに行ってみようかと思う」という連絡が来ました。

 

別にオタク趣味があるわけではない母にとって、いわゆる”オタクライブ”のLVというのがどれだけハードルが高い場所なのかは想像に難くありません。僕も初めて行った時はとてもドキドキした場所ですから。

 

「一人で行って浮かないかな?」「コールとかできないけど大丈夫?」

心配そうに不安を述べる母に僕は「とにかく行ったほうがいい」ということと「コールとか周りとか関係無いから好きに楽しめば大丈夫」ということを伝え、そしてお守りがてらにブレードを一本渡しました。

 

 

それから数日後、ディレイビューイング当日。

終演後、ラインを開くとこんな報告が来ていました。

f:id:yabaihmsk:20181112233325p:plain

 

無事に楽しんでもらえて、本当に嬉しかったです。どら息子なので塩対応ですが、背中を押してよかったと心から思いました。

 

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それからまた少し経って、まったくもって当然なことに「東京ドームのライブ申し込んでみようと思う」という連絡が来ました。そりゃそうなるよね。

LVに初参加する前は「流石に現地には行けないから」と言っていた母ですが、LVが本当に楽しかったらしく、さらに一歩踏み込んでみたいと。

 

しかし4thライブのチケット戦争は皆様ご存知の通り熾烈を極めておりました。その時点ですでにBD先行の1次と2次が終わっており、残すところはHPプレオーダーと一般販売のみ。僕もしっかり全落ちをキメていたので「多分当たらんよ」的なことを言ったような気がします。どら息子です。

 

で、意気込んで応募したプレオーダーは当然のように落選。「なんとなく当たる気がする」と強気だった母がしょんぼりしている姿は哀切きわまりなくて、なんとかなってほしいと願う反面、正直僕は「これが現実だよな」と少々諦め気味でした。残念だけど人生ってそんなに劇的ではないのです。

しかし、母は諦めていませんでした。 

 

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それから少し経ち10/13、一般販売の当落発表の日。

母からラインが来ました。

 

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 僕ももうそれなりにいい歳なので、母はもっといい歳です。それなのにAqoursを知ってからはよく「初めてのことに沢山挑戦したい」ということを言っています。

本当に、Aqoursから沢山の活力をもらっているんです。

 

「沼津に行ってみたい」とも言っているし、「この歳になってこんなに行きたいと思える場所が出来たことが嬉しい」とも言っていました。

 

そんな母が踏み出した一歩に対する、Aqoursからの返事。

本当に、人生には時々びっくりなプレゼントがあるみたいですね。

  

この手のコンテンツに対しても偏見を持たずに、純粋に好奇心で手を伸ばしてみるということ。これってなかなか誰にでもできることじゃないんですよ。

それができる母に、のびのびと育ててもらって、のびのびしすぎて無限に迷惑もかけて。そのおかげで今の僕が育ったのでしょう。本当に、感謝しかありません。

そんなことを改めて感じている最近でした。

 

本当にどら息子なので普段感謝とか全然言えないので、代わりにインターネットの端っこに書いておきますね。いつもありがとう。 

 11/17が、母にとっても忘れられない日になることを心から願っています。

 

 

 

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そして!!!!!!!

ついに今週末ですよ4thライブ。

 

僕の方は、幸いにも1日目は声を掛けていただき、2日目はギリギリで完全見切れ席を掴み取ることができたので両日参加となります。

 

 今の気持ちはというと、特段身構えることもなく「会場で俺が一番このライブを楽しんでやるかぁ~~~」って感じです。最強。

東京ドームという地がもつあまりにも大きな物語性も、会場に居る全員が抱く様々な物語も、ぜ〜〜〜んぶを包み込む最高に楽しいライブをAqoursは魅せてくれることでしょう。信頼しかありません。

 

今回もたくさんの友人たちに会えると思うので、それも含めてめちゃくそ楽しみです。お会い出来そうな方々、よろしくおねがいします。ハグしよ。

 

 

そして、会場のどこかにいる母親をよろしくおねがいしますね。

もしかしたらあなたの隣に座っているのは、僕の母親かもしれません・・・

 

 

それでは皆さま、東京ドームで会いましょう!

 

 

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※2019/10/23 ここから追記!

 

もう1年も前のことになってしまいましたが4thライブ、最高のライブでしたね。母もとても楽しんでくれたみたいです。

母はその後もファンミやアジアツアー、劇場版に5thライブとしっかりAqoursを満喫してます。地元熊本にはLV会場が一箇所しか無いのでLV会場でナチュラルエンカウントすることも多々ありました。(こっ恥ずかしい)

 

 

まあそんなこんなであの4thライブから約1年が経ちまして、ついに念願叶って母と沼津に行ってきましたのでそのお話をちょろっと追記します。

 

今回は1泊2日で沼津駅周辺、沼津港、淡島(淡島ホテルランチツアー!)、三津、長井崎、伊豆の国パノラマパークあたりを回りました。時間が無くて駆け足気味ではありましたがしっかり沼津の良さを楽しんでもらえたと思います。たぶん。

ところどころで景色を見ながら胸を詰まらせるような様子で、1年半前に自分が初めて沼津に来た時のことも思い出してしまいました。

 

思い出にと思いまちあるきスタンプ帳をあげたのですが、このスタンプ集めもとても楽しんでくれてました。(実は僕も初めてスタンプ集めやりました。楽しかった。)

僕の案内のおかげで何倍も楽しめた的なことも言ってもらえてよかったです。まさかオタクであることが親孝行になる日が来るなんて、ほんと人生がなにがあるか分からんもんですね。

 

旅の途中まで母は「もう2度と来れないかもしれないから~」なんてことを言っていました。そう思うほどにやっぱり九州は遠いんです。しかし帰った次の日にこんな連絡が来てました。

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 「もう一度行ってみたい」

今回行きたくても行けなかった場所もあるし、今のお財布事情的に「旅行をプレゼント」ってことができなかったのも心残りなのでまたいつか必ず連れていこうと思います。あと函館にも。

 

なんかまるでいい息子みたいですね。ただのオタクなのに…。恥ずかしくなってきました 。というわけで、あっさりめだけどおかん初沼津話はこれくらいでおしまいにします。

 

 みなさまお読み頂きありがとうございました!ではまた次回。

 

 

 

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2019/10/20 伊豆の国パノラマパークにて。