やばグ

今日も今日とて楽しさ重視。

ラブライブ!フェスとか「私を叶える物語」とかの話

遡ること約5年、強い向かい風に吹かれながらも力強い産声を上げた「ラブライブ!サンシャイン!!」という新しい輝き。
みかん色の髪をした知らない女の子がどこかの砂浜で「助けて、ラブライブ!」と叫ぶ一枚絵が公開されたあの日の雰囲気はよく覚えています。

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大学生だった当時、身の回りに多くいたいわゆる「スクフェスエンジョイ勢」のラブライブ!ファンたちは総じて懐疑的なリアクションで、僕も例に違わず最初は正直「…?」という感じでした。

ポケモン次シリーズの御三家を初めて見るときのような、あるいはガオレンジャーが終わってハリケンジャーが始まった時のような(世代)、そういう類いの違和感。おそらくμ'sのことが好きであれば好きであるほどその違和感は大きく感じられたはずです。

そんな違和感と共に我々に示された「とりあえず触れてみる」か「追うのをやめる」という選択肢。どちらを選択しようと自由だし、どちら側の気持ちも十分理解できるものです。

事実、僕の身の回りだけでも懐疑的な姿勢のまま触れることなくフェードアウトしていった人は決して少なくありませんでした。

 

でも、僕は未知の「新しい輝き」に手を伸ばすことができた。

別に大したことじゃなく、とりあえず自分の目で耳で判断するために「きみの心は輝いてるかい?」のCDを半信半疑で手に取ったあの瞬間こそが、大げさに言ってしまえば僕の人生を変える分水嶺だったのだろうとさえ思います。

 

手を伸ばすことができたから、その物語が紛れもなくラブライブ!の文脈上に紡がれていることがすぐに分かりました。それからほどなくしてμ'sが活動に一つの区切りをつけた時も、Aqoursの紡ぐラブライブ!が続いていくから大丈夫だったのだろうと今になって思います。

 

Aqoursが居たから、ずっとラブライブ!に夢中でいられた。ラブライブ!に夢中でいられたから、μ'sのこともずっと好きでいられた。μ'sが好きでAqoursも好きだから、そこに咲いた新たな虹も全力で迎え入れることができた。

 すべての物語は地続きで、全てが繋がるべくして繋がった地平線のその先。ただラブライブ!を好きでい続けただけのこの数年間、そのすべてが奇跡のように繋がった奇跡のようなステージ。そんなラブライブ!フェスでした。

 

 

…とまあそれらしく全体を総括してみたものの、こう胸にガーっと来る気持ちをうまく表現する語彙が残念ながら僕に備わっておりませんので簡潔にまとめさせていただきます。

 

ラブライブ!最高おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおずっと好きでいてよかったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

 

 ここがこうよかったとか事細かに話さなくてもいいでしょう、伝われ。

 

 

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上記の総括に滲み出ている通り、此度のフェスの主役はやっぱりAqoursだったなというのが個人的な気持ちです。

此度のフェス、というよりも「今」のラブライブ!において、このコンテンツ上で前例の無かった「世代交代」を初めて行い、吹き荒れる逆風を乗り越えたAqoursは紛れもなく主人公だと思います。(セトリの構成もそれを意識させるものだったと感じます。)

大好きなμ'sとの再会もボロボロに泣くほどうれしかったのに、Aqoursが本当にそこに並び立つ存在になっていたという感動はそれ以上で、なんかもうほんと、完全にネテロ会長になってしまいました。

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感謝するぜ お前と出会えたこれまでの全てに!!!

で、いろいろ思い返すとやっぱりAqoursに出会えてよかったなあ、ということを強く感じて本記事冒頭へ至るわけです。

 

 

…で、そんな感じでぐるぐる思いを馳せていたタイミングで発表された新プロジェクトですよ。

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私を叶える物語。なんてわくわくするキャッチコピーでしょうか。ハロー!!!

僕は17歳JK(未婚)なので当然メインキャストオーディションに応募します。嘘です。

 

虹ちゃん始動の時にも感じたことですが、サンシャイン!!が発表された時に感じたような違和感はもはや1mmも湧いてこず、あるのは100%のわくわくだけでかなり最高の気分です。この気持ちもAqoursちゃんと過ごした時間の賜物ですね。

 

聡明ぶってやんややんや言ってる人たちも、もっと肩の力抜いて楽しめばいいのにと思います。合うか合わないかは始まってしまえば分かるんですから、とりあえずは楽しんだもん勝ちです。あなたも叶えるんですからね。気合い入れていきましょう(?)

 

虹ヶ咲のこれからも楽しみがいっぱいです。まだ「物語」と「経験」が少ない彼女たちですが、フェスでは十二分に彼女らがラブライブ!たるポテンシャルを持ってることを見せつけられたと思います。こっからさらに伸びしろ無限のはずなので最高なことこの上なし。天王寺璃奈ちゃんと田中ちえ美さんが一番好きだ…。

アニメ版の「あなた」ちゃんこと僕のビジュアルも公開されましたね。かわいくてとてもかわいいです。助かる…。あなたちゃんの名前公募には当然僕の本名(フルネーム)で応募します。嘘です。

アニメもスクスタも楽しみが無限で困っちゃいますね。2ndライブはよ。

 

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「きみの心は輝いてるかい?」を手に取った瞬間が(僕の中で)大きな分水嶺であったように、ラブライブ!が広がっていく限り、あるいは人生を生きている限り、これからも何度も何度もそういう選択の瞬間は訪れることでしょう。今まさに虹ちゃんや新プロジェクトにどう接するか悩んでる人も多いはずです。

 

僕は2018年の暮れ頃に、オタク人生についてこんな意思表明をしてました。

コンテンツか僕か、いつかはどちらかが力尽きてしまうのでしょう。それがいつになるのかはわかりませんが少なくとも2019年はまだまだAqoursも僕も止まるつもりはなさそうです。

サクラクエストで、凛々ちゃんのおばあちゃんがこんなことを言っていました。

今何を思っていようが どんな夢を持っていようが
年を取ればみんな忘れてどうでもよくなっちまうんだ。
だから凛々子も そうなる前に 今のうちになんだってやっておくがいいさ。

僕もオタクとしての目が黒いうちは、やれることを全力でやっていこうと思います。来年も悔いのないように、全力でオタクライフを謳歌してやります。

いまだ変わらずこれを信条に突き進むつもりなので、どんな選択もいずれ振り返ったとき「これで良かった」と思えるように、今のうちになんだってやっていきたいと思う次第です。なこれからもオタク各位わいわい仲良くやりましょうね。よろしくお願いします。

 

余談ですが上記で引用してるアニメ「サクラクエスト」のセリフですが、このシーンの中心にいる織部凛々子ちゃんはなんとcv.田中ちえ美さんです。このセリフを引用した1年前は特に意識してなかったのになんかいつの間にか推しになっとる。人生ってさ…。

 

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フェスの感想を書こうと思ったけどフェスの感想ではないなにかをつらつら書きなぐってしまいました。いやフェスの感想も書いたな。なにはともあれ、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

 

よし、今から浦ラジ第199回を聴きます。ラブライブ!フェス終わんねぇ~!最高~~~!

それでは、また次回の更新でお会いしましょう。さようなら。