ベースで聴くラブライブ!サンシャイン!!
こんにちは。はまです。
さっそくですが皆さんベースという楽器をご存知でしょうか?おそらく多くの方がベースに抱くイメージは「ギターじゃない方」「地味」「よくわからん」といったところでしょうか。
どうしてベースという存在の印象が薄いかと考えてみると、たぶんシンプルに音が低いからでしょう。低音は高音よりも聞き取り辛いような気がしますし、そもそもスマホやノートパソコンのスピーカーなどでは低音が鳴らなかったりします。楽曲の中でその低音が担う役割というのも、そもそもあまり知らない方も多いと思います。
ベースとかいう楽器全然聴こえんけど本当に必要なの?なんなん?と思う方、あるいはその存在そのものを意識して聴いたことがない皆さん。あなたは間違いなく人生を損しています(強気)。
今回はベースという楽器を知ってもらうことが目的です。存在を知ることで、今まで聴こえてなかったベースの音が聴こえてくるはずなのです。その足がかりを少しでも示せたらなと思い、筆(とベース)を取った次第です。
僕はバンドをかじっていた程度で音楽的な専門知識はからっきしなので(もちろんほんの少しはありますが)これは楽曲派の小難しい話とは思わずに気軽に読んで(聴いて)みてもらえればと思います。このキャラのここの仕草がかわいい!みたいな、そんなレベルのお話です。
・ベースの役割
ドラムの役割は分かりやすいと思います。曲全体を支えるリズム、土台を作ります。
ではギターの役割。これも分かりやすいですね。きらびやかな音で楽曲に様々な色をつけます。キーボードの役割もここに当たると思います。
バンドサウンド以外の楽器には疎いのでわからないことが多いのですが、アニソンには他にも本当に様々な楽器が味付けに使用されていることが多くとてもすごいです(語彙力)。
そしてベースの役割となるのが、これらのリズムとメロディを繋ぐことなのです。
と言われてもよくわからないでしょうか。ドラムとギターの中間の存在とでもいいますか、とにかく意外?なことにベースはバンドの中核を担う楽器なんですね。
ドラムのリズムを知りギターのコードを知ることでそれらをつなぎ、音の深みやグルーヴを出す。どうですか?すごい楽器な気がしてきましたか?
・御託はいいからベースを聴いてくれ
さて御託はいいんです。本題です。いくつかラブライブ!サンシャイン!!の楽曲を部分的に弾いてみました。聴きやすい短さで区切ってあるので気負わずにどうぞ。
上手い下手はさておき、どれか一個くらいへえベースかっこいいやんけ、ってなってもらえると嬉しいです。イヤホン・ヘッドホン推奨です。
あ、耳コピなので100%原曲どおりではありませんのであしからず。それではお聴きください。
未熟DREAMER
どっしりと構えたルート弾き中心の、かつうねるような動きで安定感とかっこよさを兼ね備えたベースラインです。
特に印象的な落ちサビの静かな部分のフレーズを弾いてみました。エモいです。
届かない星だとしても
ベースは単音を鳴らすことが多い楽器ですが、この曲では間奏のクラップの所で和音で入って来ます。ベースが和音を鳴らすのはちょっと珍しいのでおおってなります。ベーシストならなると思います、しらんけど。そこらへん弾いてます。
また、弾いてない部分ですがAメロBメロはほぼギターとドラムとベースしか鳴っていないので、うねるベースが際立っててかっこいいです。からの音が増えながらサビに到着するカタルシスが最高。
Strawberry Trapper
ゴリゴリのロックですね。この曲のベースは低音弱めの音作りがされてる?ので聴こえ方が他の曲とはなんか違います。耳コピしづらかった。。。
Aメロが特にベースゴリゴリ全開でカッコいいです。2番Aメロもまた違うフレーズでカッコいい。
真夏は誰のモノ?
なんて表現すればいいかわからないんですが、流れるような?とても心地よいベースラインです。異国情緒。
オッレィ!のとこのグリスダウン(どぅーん↓)もとても気持ちいいです。1番サビの入りはピアノのグリッサンドなのも良いですね。
元気全開DAY!DAY!DAY!
とにかく元気全開な曲なのでベースラインも元気全開ですね。指板を駆け回るようなベースライン大好きです。難しいけど!
特にアウトロの2周目、We are CYaRon!からが好きです。アウトロやラスサビでそれまでと違うフレーズになるのは鉄板盛り上がりフレージングですね。意識していろんな曲を聴いてみると面白いかもしれません。
DROPOUT!? TVサイズ
ラブライブですからね。ああいうこともあります。
この短い時間にベースのグリッサンドのカッコよさが詰まってます。どぅーんってやつです。半ネタ枠として録ったんですがやっぱこのグリッサンドかっこいいですね。
おやすみなさん!
素敵な曲をありがとうという思いが止まりません。2期BD2巻特典曲ですね。
なんとこのBDのフラゲ日は僕の誕生日です。これは私信ですね。えへへ。
心地よいベースラインで、文学的な気分で眠りにつけます。好き。おやすみなさん。
ここまで拙い演奏でしたが聴いていただきありがとうございました。
さて、いかがだったでしょうか?ベースという楽器に少しでも興味がわきましたか?
これから曲を聴く時少しでもベースに気持ちを向けることが増えてくれたら嬉しい限りです。上に紹介した曲たちはほんの一握りなので、皆さんもたくさん聴いてお気に入りのベースラインを見つけてみてくださいな。
そして、もしも本当に興味を持ったなら楽器を初めてみるのもいいと思います。 ハードルが高いように見えるかもしれませんが案外そうでもないですよ。こだわり過ぎなければ意外と安くつく趣味ですし!なにかを始めるのに遅すぎるなんて事はありません。
余談
ベースの花形プレイとしてスラップというやつがあります。弦をビシバシ叩きはじく独特な奏法でとてもかっちょいい(そして難しい)ので是非紹介したい所ではあるのですが、サンシャイン!!の楽曲にはスラップゴリゴリの曲がまだ無いんですよね。Daydream Warriorの間奏や夏への扉 Never end ver.のラップパートでほんのすこしだけやってますが紹介するほどじゃないかなぁと。
μ'sの楽曲で言うと輝夜の城で踊りたい、Happy Maker!、soldier gameなどがあります。かっこいいので改めて聴いてみてくださいね。
いつかギルキスあたりでスラップバキバキの曲が来てくれるんじゃないかと期待しています。
余談の余談ですが、スラップにおける重要な要素としてゴーストノートというものがあります。ゴーストノートとは"無音を鳴らす"ことです。何言ってんだこいつって思った方、落ち着いてください。簡単に説明すると休符の代わりに"カッ"っという音にならない音を鳴らすことでノリやグルーヴを出すというモノで、これが物凄く重要なんです。勘の良い方は気づいたかもしれません。そうです、「"無"というのは全てがないのではなく、"無"と言う状態があるということずら!」ってやつです。幽霊音符(ゴーストノート)って善子ちゃんみたいなネーミングだし実質よしまる案件ってやつですね。
なんの話でしたっけ。まあいつか、スラップの曲もなんか弾いてみたいと思います。余談終わり。
ここまでお読みいただきありがとうございました。ベースという楽器を少しは知ってもらえたでしょうか。
では、またいつか次の記事でお会いしましょう。
前回の記事で予告したのと違う記事が上がったことへの弁解は無しか!?